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腎臓疾患

腎臓に関して

慢性腎臓病は自覚症状が出にくく、健康診断での血液検査や尿検査で指摘されることが多いです。高齢化に伴い腎機能の低下がご心配な患者さんが増加しています。基幹病院で慢性腎臓病の治療にあたっていた医師がサポートします。

 

腎臓病Q&A

腎臓病の患者さんって多いの?

慢性腎臓病の患者さんは、約30万人いると言われています。慢性腎臓病を放置すると透析になる可能性があり、早期診断、早期治療が必要です。


 腎臓が悪いと症状がでるの?

腎臓の機能が悪くなっても自覚症状が出てくるのは末期の状態です。具体的には足の むくみや息切れを自覚するようになったり、体がきつくなったりします。末期の状態になる前には早期に診断・治療を行う事が重要です。早期の診断には、健康診断などでの尿蛋白や尿潜血が非常に大切です。


 健康診断で尿蛋白が陽性と言われました。どうしたらいいですか?

尿蛋白が陽性の場合、尿蛋白の量を精密検査し、今後の腎臓の機能が悪くなる可能性がある場合には腎臓の更なる精密検査が必要です。具体的には腎生検(腎臓の組織検査)を行う必要がありますが、早期の時点でしか腎生検が困難であるため、腎臓病は早期検査が重要です。


健康診断で尿潜血が陽性と言われました。どうしたらいいですか?

尿潜血が陽性の場合には
①腎臓から潜血がでているのか?
②膀胱、尿管、前立腺から潜血がでているのか?
を判断する必要があります。腎臓から潜血が出ている場合には尿蛋白と同様に生検を必要とする場合があります。


 腎生検って具体的にはどんな検査ですか?

腎臓病の原因を特定するための検査であり、腎臓の組織を採取する検査です。
皮下麻酔で行い、エコーで腎臓の場所を確認しながら、腎生検用の針で腎臓の組織を採取します。おおよそ1時間程度で終了しますが、生検日は仰向けでの安静が必要です。


 腎臓の機能が落ちていると言われました。どうしたらいいですか?

腎臓の機能がおちてくると腎臓が本来行っている役割を果たせなくなります。
具体的には貧血が進行したり、体のバランス(カリウム、カルシウム、リン、酸性度)が崩れるため、定期的な注射や内服治療が必要です。適切に治療を行う事で腎機能を保護できる可能性があります。

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